マインドパペット1.5 水色の庭園

第1章「水色の偽り」
第2章「風のやんだ朝」
第3章「土の朽ちる夜」
第4章「楽園に火を放て(前編)」
第4章「楽園に火を放て(後編)」
第5章(番外編)「落ちた太陽」
第6章「君の差し出す手(前編)」
第6章「君の差し出す手(後編)」

用語集
マインドパペット1.5 水色の庭園
作者コメント


こんにちは、小説「水色の庭園」を書かせていただいたステイシスです。
もう読んでいただけた方、ありがとうございました。
これから読んでいただける方、長丁場となりますが、よろしくお願いします。
私がこの小説を書いたのは、自分の中のパペットを良く見つめ、話し合いたかったからです。
私の中のパペットで影響力の強い順に並べると、
1:エラー 2:三郎 3:オロカ 4:暗示郎・ブラァンが同じくらい。以下の順は、似たり寄ったり。
ただ、マルセル・スペア・シモーヌは、
「普段はそれほどでもないが、時と場合によって影響力が急上昇する」というあたりでしょうか。

プロの小説家の方は良く「キャラクターが勝手に動く」とおっしゃいますが、書いてみてそんなような事を実感しました。
「自分なら、こう考える」「こう言う」「こう動く」と私の中でわいわいと喋り出し、
しまいには私が「こういう展開にしよう」と考えていた事も「そんなの自分はしないよ」と言い出す有様でした。
私はあくまで「新米監督」にすぎず、パペット達が「台本にバリバリ口出しもする俳優」。そんな感じでしたね。
結果、話の内容は当初漠然と考えていたものと随分変わりましたし、想定をはるかに超えて長くもなりました。

書いているうちに、パペット達はお話の中でだんだんと成長してくれました。
群像劇風ではありますが、一応「主人公・オロカ」「副主人公・三郎」としておりまして、
特にこの2人は良く成長してくれたと思います。
(そして、もともと想定していなかったにも関わらず、ドグマが「第三の主人公」と化しました)

また、書いていていろいろと気付かされました。
中でも、一番の驚きはドグマの事です。
当初は、「私の中にドグマは居ない」と思っていました。
しかし、書いているうちに突然ドグマが喋り出し、私が思っても居なかった「彼の胸の内」を明かしてくれたのです。
よくよく考えると私自身、若い頃いろいろと辛いことがありまして、
その関係でドグマを「冬眠」させてしまっていたようなんですね。
それが小説を書く事をきっかけに、ドグマが長い長い「冬眠」から覚めて、起きだしてくれたのだろうと考えられます。
「私の中にドグマは居ない」と思っていた頃は「怖い」と思っていた彼は、じっくり話してみると案外と可愛いヤツでした。
私の中のドグマをこれからは大事にしてやり、
また何かの時には、彼からパワーをもらえるように働いてほしいなぁと思います。
「可愛がられている」だけで満足するドグマでもありませんでしょうから、ね。

まだまだパペット達の事を書き足りませんし、登場させられなかったパペットも居ます。
(「和」パペット中心の話なので、「破」パペットは三郎・ドグマの関係者であるイエソド以外は、全然出てませんね。
エフェメラには、「破」パペットのイメージを意識したものもありますけれど)
少しばかりネタを考える時間は必要ですけども、またいずれパペット小説を書き始めたいと考えていますので、
その時はまたどうか、読んでやってくださいませ。

マインド パペット
Cheers!
ステイシスさん
 
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